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社会復帰から約4年。なりわいとして自前のビジネスをはじめ、一度は停止していた執筆やら音楽やらの守備範囲広めの創作活動、これらを再開して3年と少しが過ぎた。諸事、可能な限り広い視野で今を見つめ、さんざん考え抜いた結果、自身のウェブサイトのリニューアルに合わせ、新規マガジン「社会意見書」を開始することを決めました。

ごく一般的な日本庶民の家庭に育ち何不自由のない人生をフラフラ生きてきたわけですが、日本の家庭では文化ともいえるほどまでに浸透しているかもしれない、もはや格言かもしれない、「政治と野球の話はするな」。この処世術は先祖から教わったことであり、日本社会で生きる上では確かに一定の円滑材にはなりえてきたようです。

本来であればそれでうまく回ってこそ社会。しかし、現代日本のありさまは、その複雑な社会システムや国際化の流れの中で、他諸国と比較しても歪(いびつ)としか言いようのない程までにコントロール機能を失っているとしか思えないのです。
本来であれば、私のような素人庶民がぐだぐだ意見する必要などないはずですが、人生もいよいよ折り返しと言えるかもしれない歳になり、仮にも子を持つ親の立場である今、次世代に渡していく社会について、傍観は許されないという考えに至りました。

個人というものは実感が伴わなくとも社会の一部であり、時代を創るのはその全ての個人の人生であることは疑いようもないわけです。
であれば、次世代が来る未来に過去を見て何を思うのか。それは現代の現役世代であるまさに僕ら全員のアクションを評価するのではないでしょうか。

「なんでわかっていて止めてくれなかったんだ」
「なぜダメなものはダメだと発言してくれなかったんだ」

こんな未来にだけはしたくないと思うのです。

繰り返しになりますが、現代日本社会は歪だと思います。

ちゃんと見ていないと、当たり前のことが当たり前に行われない。

だから僕もとりあえず、先祖の言いつけを破って政治の話をしていきます。
素人なりに勉強して、考えて、教えあって。
今が恥さらしで結構じゃないか。
僕は未来の大人たちの時代に恥をさらしたくない。(そのころ生きてはおらんだろうがなあ)

誇れなくとも、せめて健全と言える範囲の社会を、次世代に渡していくために抗います。

どうか皆さんも、ご理解いただける方は一緒に歩んでいきましょうよ。
現代の現役世代の一庶民として。
微力ながら、無力ではないことを信じて。

最後に、サイトリニューアルにあたり協力いただいた皆様、
影響を与えてくださった皆様に感謝いたします。

今後も制作運営において引き続きお世話になるスタッフ、
主にAsato film Design の3名のスタッフ様。
株式会社ティグリスの社員の皆様。
いつもありがとう。

 

2021.10.08 6:02
Mateo=flat 本名 松尾俊治 (岐阜県岐阜市出身/三重県菰野町在住)
※匿名は価値を下げるだけだ